牧場を知る
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2022/08/05
6月29、30日に私達は門別競馬場の見学に行きました。25人の研修生を2つに分けて2日間に渡り見学させていただきました。
私は29日に見学に行ったのですが、あいにくの雨でレースを間近で見ることはできませんでしたが、普段私達が見たいと思ってもなかなか見ることのできない競馬場の裏側を見せていただきました。私達が見せていただいたのは決勝審判、実況、騎手の検量の3つです。
まず、決勝審判を担当する方々がやっていたことはレース映像を見て不正が行われていないか、レースの着順やタイムなどを間違いのないよう確認し掲示板に表示するなどをしていて実況の方はレース前に番号、馬名などを繰り返して練習し本番に臨んでいました。そして騎手の検量では騎手の方が体重計に乗り定められた重量に少しだけ達していなかったため重りを追加して重量を合わせたりしているところを見る事ができました。
このように、普段見る事のできない裏側が見られてとても貴重な経験をさせていただきました。私達が普段レースを楽しめているのは競馬場のスタッフの方、関係者の方のおかげなので感謝の気持ちを持ってこれからの研修も頑張っていきたいと思います。
(S・O)
私たちは7月4日に門別競馬場で行われた能力検定試験を見学しました。
試験の出走頭数は計21頭で全5レースに分けて行われました。1レースから3レースまでは2歳の新馬たちで行われ、その後の4、5レースは賞金順やグレードに分かれ出走されていきました。
制限タイムもクラスごとに設けられていて、例えば2歳馬は56秒、一般馬の番組賞金400万を超える馬は1分5秒(1.05)などに設定されていました。私たちが見学した能力検定試験は見事、全馬制限タイムをクリアしていました。また、この試験は3回まで受けることができ、約90%の馬達が合格していると聞きました。
今回の能力検定試験を見学し、来年以降自分自身が競走馬の育成に関わっていく中で、競走馬として無事に競馬場デビューするまでにどれほどの時間と多くの人々の手が加わり成り立っているのか痛感しました。育成に携わる責任感とプレッシャー、逆に楽しみも感じる貴重な経験となりました。
(K・K)