牧場を知る
牧場で働くまでの流れや先輩紹介、キャリアプランなどを紹介しています!
2017/09/21
今回35期生は、日頃お世話になっている職員の方々が行っているBTC調教場内でのお仕事について理解を深めるため、4班に分かれて業務第1係、2係、軽種馬診療所へ業務内研修に行きました。
業務1係の調教監視では、調教場を利用した馬の頭数や牧場名をセンターへ無線で連絡し、牧場ごとに調教頭数を計算するのが主な仕事です。
私は600mの屋内馬場を担当しましたが、繁忙期には1日400頭近く利用馬がいると知り、正確で迅速な伝達が重要になると思いました。
業務2係では1000m屋内直線にてハロー掛けの車に乗せていただきました。壁やウッドチップを壊さないようにゆっくりとした速度でハンドルを捌き、馬場を均す技術はとても真似できるものではないと思いました。
毎日各コースを1時間以上ハロー掛けをしてくださり、普段当たり前のように使っている調教場はたくさんの方々により整備、管理されていると知り感謝しなければならないと思いました。
軽種馬診療所ではBTC周辺の牧場へ往診へ行き、跛行の症状でレントゲン撮影や注射治療が必要な馬などの診療や、枠馬でのエコー検査を見学しました。非常に多くの競走馬達が身体に不安を抱えながらも一生懸命に走っているのだと思うと頭が上がりません。
各所ともお忙しい中、私達の研修の為に、職員の方々が優しく為になる経験や話をしていただいたので、とても充実した時間が過ごせました。
ありがとうございました。
(S・Y)