2021/05/25
BTC 軽種馬育成調教センターです。
2015/11/13
こんにちは、BTC育成調教技術者養成研修第33期生の鈴木数史です。
11月5日、僕たちは日高町にある門別競馬場の競馬開催を見学してきました。
この日は、中央・地方競馬の交流重賞(JpnⅢ)である「北海道2歳優駿」が行われました。JRAの武豊騎手のトークショーも行われるということで、Aスタンド・ポラリススタンド共に、屋内施設は沢山のお客さんで賑わっていました。
以前、中央競馬の札幌競馬場での開催も見学させていただきましたが、それと比べて思ったのはとても距離が近い!ということでした。パドックも馬場もとても近く、埒のすぐ向こうに馬がいるという感覚で、とても臨場感を感じました。ナイター開催というのも雰囲気がまったく異なり、平日なのに家族連れや若い人が多いなとも感じました。
武豊騎手のトークショーにも足を運びましたが、とても人が多くて、前の人の頭の間から辛うじて見えるような状況でした。勝ちたいレースは?という質問に対しては、やはり「朝日杯FS」と「凱旋門賞」とのことでした。全G1制覇と世界最高峰レースの制覇、僕たちが生きている間に見られるか分からないほどの偉業なので、ファンとして是非とも達成して欲しいと思いました。
さて、メインレースの北海道2歳優駿ですが、僕は23歳なので馬券を買いました。本命は地元のタイニーダンサー号で、今年の道営競馬2歳は強いと言われ、事実前走のエーデルワイス賞で中央馬を撃破していること、ラブミーチャン号と同じ父・母父で差し脚質なら距離不安も克服できると考えたこと、何よりパドックの気合入りがとてもよく見えたことから、この馬を中心に馬券を買いました。
結果はまさかの逃げ差しで、見事交流重賞2連勝を飾りました。馬券の方は、2頭軸のもう1頭が着外になってしまったため、単勝しか当たりませんでしたが、すぐ近くで繰り広げられる熱戦にとても興奮しました。
馬産地の競馬場ということで、日高を盛り上げるのに大きな役割を果たしているということを改めて感じました。この高揚した気分、楽しい気持ちをもっと多くの人に知ってもらうために、一人前のホースマンを目指してこれからの研修を頑張っていこうと思います。