2022/04/28
日本軽種馬協会 軽種馬生産育成技術者研修 【JBBA静内種馬場研修課】
2014/08/25
僕らがこの研修を初めて5か月目も半分が過ぎてしまいました。
月日が経過するのに比例して自分たちのスキルが上がっているかは不安になることもありますが、目の前の課題に一生懸命に取り組み、少しだけ背伸びして日々優秀なホースマンになれるよう精進しています。
さて今回は先日2回に分けて行われた体験入学についての書かせていただきます。
1回目は8月最初の週の週末で開催され、2回目は先日のお盆明けの平日に行われました。
1回目は6名、2回目は道内の方はいなくて、はるばる静内の地まで11名の方が足を運んでくださいました。
到着した体験入学生はまず講義室でこの研修の概要説明や研修のDVDを見ていただきました。そのあと研修生が手入れしている様子を見学して初日の作業見学は終了しました。
夕食は体験入学の方々、先生、寮監、研修生でBBQのテーブルを囲みます。
昨年この体験入学を経て36期生として今研修をやっている研修生も数名いて、研修や面接の事、将来の事などを話していると楽しい時間というのは過ぎるのが早いものであっという間にお開きの時間となっていしまいました。
少しでも体験入学生の方々の不安な点にお答えできていれば嬉しい限りです。
しかし、あれだけ意欲のある若い人たちを見ると、僕も負けていられないなと身が引き締まる思いです。
次の日は朝の厩舎作業から見学してもらいました。研修生からしたら、普段人に見られることのない厩舎作業を見学されるので、少し気合が入って作業が早くなったりもしました。
普段研修生12名で食べるより活気にあふれた食堂でいただく食パンはいつもよりちょっぴりおいしかったです。前日のBBQを通して親睦を深めた体験入学生と研修生はここでもいろいろな話をして有意義な時間を過ごせたと思います。
少し休憩を挟み、午前中は騎乗です。体験入学生のみなさんには体験乗馬として研修が曳く馬に乗ってもらいました。乗馬経験がある人もいましたし、中にはここで初めて馬に乗ったという人もいました。
体験乗馬の後は僕ら研修生の部班運動を見学してもらいました。体験入学生の前では至らない騎乗は出来ないとは思ってはいても、普段以上の実力を発揮できるわけでもなく、日々の積み重ねの重要さを実感しました。
その後、体験入学生は同じ敷地内にある種馬場を見学。一流の種馬が揃っている種馬場の見学は、非常に貴重な機会になったことと思います。
少し厩舎作業を行った研修生と合流し、昼食のカレーをみんなで食べて体験入学の皆さんはそれぞれの帰路についていきました。
特に2回目の体験入学の方々は、2日目の大雨により列車は止まり、寮監の運転する車で空港まで帰って行かれました。
この体験入学を通して、また新たに気持ちを引き締め日々の研修に邁進していきたいです。