2021/05/25
BTC 軽種馬育成調教センターです。
2013/11/14
私たちBTC第31期生は、この度、BTCの業務内容について学び、業務第1係、業務第2係、診療係の3つの業務をそれぞれ1日体験させてもらいました。
業務第1係では、BTC施設の利用状況を取りまとめ、馬の出入りを管理する業務を体験させてもらいました。無線機を使って本部の方と連絡を取ったり、双眼鏡を使って、どこの牧場で、頭数は何頭なのかをチェックしたりしました。いつ、馬が出入りするのか分からないので、常にアンテナをはり、気の抜けないとても神経を使うものでした。午後には、施設内のボロ拾いと厩舎の消毒を行いました。ボロ拾いは、とにかく広い施設なので、とても大変でした。厩舎の消毒では、厩舎の隅ずみまで消毒して、防疫の大切さを学びました。
業務第2係では、ハロー掛けをする車に初めて乗せてもらしました。大きな車なので目線も高く、後ろを見たら綺麗にまっすぐにハロー掛けされていて、運転している職員さんはかっこいいなと思いました。
診療所では、たくさんの往診に同行させてもらいました。色々な牧場に行って、跛行している馬や、疝痛を起こしている馬、目が細菌に感染して開けられない馬など、たくさんの症状を持つ馬を見られて、とても勉強になりました。また、検査等に利用するエコーの見方も教わりました。自分達の腕やお腹にエコーをあててみたりしたので、とても分かりやすかったです。
BTCの業務研修を通して、日頃の騎乗訓練で利用させて頂いているBTC施設や乗馬が、こういった業務の支えによって、快適に利用できていることを実際に体験することで、深く学ぶことが出来ました。これからの研修では、常に感謝の気持ちを持って励んでいきたいと思います。