BTC第３１期生　近況報告！！

　今年の４月に入講した21名の研修生は、現在、教育施設の騎乗訓練からBTCが運営管理している軽種馬育成調教場での騎乗訓練へと移行しています。この調教場はイギリスのニューマーケット、フランスのシャンティなどに匹敵する、広大な草原を利用したグラス馬場や本格的な追い切りが可能な直線1800mに及ぶ芝馬場を中心に、1600mと800mのトラック馬場及び1600mと1200mの直線砂馬場、屋内のコースとして1000mの直線ウッドチップ馬場・600mトラック砂馬場・1000m坂路馬場があり、若馬の鍛錬の場として世界に誇れる調教場の一つです。その調教場を利用して、研修生は毎日切磋琢磨しながら騎乗訓練に励んでいます。

　最近の課外研修では、胆振方面の牧場・種馬場と門別競馬場の見学に行って来ました。今回の見学は研修所のある浦河町から距離が離れているため、1泊2日の日程で実施し、研修生にとってはちょっとした旅行気分だったようです。もちろんその間も教育用馬のお世話はあるので、2班に分かれて実施しました。見学させて頂いた牧場関係者の皆様、門別競馬場の皆様、お忙しい中案内をして頂きありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

　これから研修生は、牧場実習と夏季休暇終了後、JRA日高育成牧場の協力を得て育成馬馴致実習を実施していきます。これからも一流のホースマンを目指し、研修生の奮闘は続いていきます。

・隣と会話できる余裕が出てきました。

・後方に見えるのは屋内1000m直線コースです。

・グラス坂路からは海がきれいに見えます。

・ディープインパクトと記念撮影。

・当歳馬の登場に、かなり興奮していた研修生。

・門別競馬場のパドックで、真剣な眼差し。

・解説席の真ん中に、何故か研修生のＳ君が！