牧場を知る
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2023/03/06
研修が約8か月経過した1月から1週間ずつ2グループに分かれてのJRA日高育成牧場での育成馬騎乗実習が始まりました。
実習の内容は、まず馬房の寝藁上げから始まり、自分の騎乗時間になったらば馬装を行い800メートル走路や屋内坂路での調教を行います。乗り終わった後は育成馬の手入れをするという流れになっています。
調教では1ハロン20秒ほどのペースで行うこともあり、今までの研修では速くても1ハロン25秒程度のペースまでしか走ったことが無かったためとても速く感じました。育成馬は研修用馬と違って環境などに慣れていないことが多く、周りの環境にとても敏感に反応したり跳ねたりすることが多くあるので、その中でも人が落ち着いてコミュニケーションを取り、平常心で乗っていくことが大切だと感じました。また、馬の動きに遅れないで騎乗することや自分の決めた走行ラインからブレないよう馬をコントロールする事、前の馬との距離を一定に保つ事など、馬を調教する上で大切なことがとてもありました。
研修が始まった頃に比べて大分騎乗技術も身についてきましたが、まだまだ難しい事や足りない事が沢山あるので、この先にあるJRA育成馬展示会に向けて教官方の指導やアドバイスなどを参考にし、もっと自分の技術を向上できるよう頑張りたいと思います。
(T・K)