騎乗実習について

騎乗実習が始まってから1ヶ月と少しが経過しました。初めて馬に跨った時は何ともいえない不思議な感覚でしたが、今ではそれが当たり前になりつつあります。

　私は乗馬未経験でここへ来たので、初めは右も左もわからず、何が正解で何をしたら馬に迷惑をかけてしまうのかも全く知りませんでしたが、今ではそれが少しずつわかってきたような気がしています。

　私達は現在、教官方の熱く愛のある指導の下、部班運動と呼ばれるものに取り組んでいます。部班運動では、前の馬との距離は3馬身、駈歩や手綱の操作など、色々な事を同時に行わなければならないため、混乱してしまうこともありますが、冷静に教官方の号令や指示を忠実に実行するように心がけています。

　騎乗訓練は日々熱を帯びてきており、次から次へと状況が変わりますが、1日の中でも騎乗時間はとても限られているので、これからも1鞍1鞍を大切に自分と馬と向き合って騎乗していければと思います。

（H・Y）