馴致実習

僕は9月8日から始まった馴致実習で、馬と人との関係をつくる事の大切さを勉強しました。

　馴致に先立って行ったタオルパッティングでは、馬が人に対して悪い態度を取ったままにすると動き回ってしまい関係をつくることができないのですが、JRAの馴致では馬が人に何をされてもじっと立っていることができるよう、馬との関係性ができていてすごいと思いました。

　円馬場でのロンジングでは、職員の方々が色々と説明してくださり、僕達が将来育成牧場に就職してからも使える知識を知ることができるのでとてもいい勉強になっています。育成馬はBTCの研修馬とは全く違い、色々なことに反応し少しの音などで驚くので細かいことにも気を付けなければならず、とても大変で扱うのが難しいです。

　馬に人が乗るために色々な過程があって、またその過程でも色々な方法があり、とても勉強になります。自分が育成馬を馴致する時には、馴致実習で職員の方々がやっていることや教えてもらったことを実際にやって自分の引き出しを増やしていきたいと思いました。

まだ馴致実習は続くので、1日1日を大切にして、学んだことをしっかりと取り入れて将来働いたときには活かしていきたいと思います。

（K・A）