牧場を知る
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2017/11/08
10月2日から2班の研修生9名は、JRA日高育成牧場で3週間の馴致実習をしてきました。
いざ馴致をやってみると、馬を前に出す・手綱のコンタクトを保つ・手綱の細かい操作など、一度に多くの作業を同時に行うため、実際にやってみると大変でした。
他にも厩舎作業では素早く、次にやることを考えて行動しなければいけません。そのため、始めの1週間は流れを掴むのに苦労しました。
職員の方の馴致を見ていると、昨日できなかったことが今日できている、また、逆のパターンもありました。
たった1日で馬は変化をしていき、できたら褒める、できなかったら再チャレンジと、叱ることが少なかったのが印象的でした。
馬の接し方では、人間の子どもを育てるのと同じ感覚なのかなと思いました。叱っても嫌になるだけだと教えてくれた方もいます。
たしかに子どもの段階で叱ったところで良い事ってすくないなと思いました。
自分は馴致した育成馬に乗ることができたので、この事を大事に、できたら褒めてあげるのを意識できました。
3週間で感じたことは、馴致というのは、馬の生きる道を左右する1つになるということです。
これから自分が馴致を担当する時が来れば、1回1回を大事に、良い印象を残して終わらせられたら良いなと思いました。
(T・K)