牧場を知る
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2016/08/23
4月に僕たちが入講してから丁度4カ月が経ちました。
入講した頃は本当に右も左も分からず、馬に対してもおっかなびっくり接していましたが、現在では少し余裕をもって馬と関われるようになりました。
BTCの教育用馬についてはいくつか前に他の研修生も書いていたので、今回は自分が担当している子達や他の人から聞いた話等を書きたいと思います。
今僕の担当馬は3頭いて、毎日馬房の掃除や手入れをしています。
当たり前ですが、馬によって性格も全然違うし馬房の使い方も違ってくるので、馬によって接する時の心構えを変えたりボロ(馬の糞)をする場所をだいたい把握しておくのが大事だと思いました。
例えば、3頭の内1頭は結構歳を取っていてその分賢いので油断していると急に噛んでくることもあります。でも基本的には利口で馬房の使い方もきれいなのでなかなか憎めないやつだと思っています。
あとの2頭は若馬でとてもかわいらしい所が沢山あります。
その内1頭は7月の終わり頃にBTCに入厩したばかりの新馬で、しかもまだ3歳と、今居る馬の中でも最年少なので常にキョロキョロしています。
もう1頭はとても大きな体をしているのですが、その巨体に似合わずすごく大人しく人懐こいので皆から好かれているし、僕も大好きです。
また、他の人の話を聞いていると水桶をトイレと勘違いしている子がいて掃除がすごく大変だとか、馬房の中でずっとぐるぐる回っていて敷いてある藁をすぐに汚してしまう子だとか色々な苦労を感じました。
まだ、4カ月間しか時間が経っていないけれど、その中で馬から学んだことはここには書ききれない程あります。これからもどんどんいろんな馬達と出会うと思うけれど、最初の頃教官に言われた「馬はいつか恩返ししてくれる」という言葉を忘れずに、全ての馬に愛情を注いで馬の気持ちが分かるような一流のホースマンになれるようにこれからも毎日頑張っていきます。
(Y・T)