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2016/05/25
5月12日われわれ第34期生は課外研修の一環として、日高山脈の最南端襟裳岬へ行きました。
BTCの研修所からバスを使い1時間程で岬に到着した私達が1番に体感したのは強い突風でした。
太平洋という大海原から海岸に向かってくる風に、バスに揺られ心地よかった眠気が吹き飛び、見知らぬ体験を得られた高揚感で大はしゃぎでした。
風で帽子と髪型が大変なことになりながらの記念撮影の後、私達はそれぞれに分かれて見学を始めました。
まず襟裳岬の説明をしてくれる施設「風の館」に向かいました。そこは岬の突風対策として岸壁をくりぬいた設計で作られており、出入り口から独特で洞窟に入っていくかのような気分でした。
施設内には歴史から地理に基づく気象情報などのコーナーがあり、改めての納得と、好奇心をくすぐるものが数多くありました。
しかし、私の目を一段と輝かせたものは海洋生物に関するコーナーでした。そこでは近海に生息するアザラシを見ることのできる展望台があり、備え付けの望遠鏡で海辺のアザラシ達の姿を見ることが出来ました。
体の色が岩と同色なので見つけるのに時間が掛かりましたが、よく見ると多くのアザラシが確認できました。
しかし実際は絶滅危惧種に指定されている生物でもあり、そこには自然の美しさを生命の儚さを感じさせられました。
(S.K)
☆引率の教官曰く、「これまでで一番風の強いときに来た」ということで、大いに襟裳の風を満喫できたのではないでしょうか?
(養成担当 Y)