牧場を知る
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2015/06/23
入講して少し経つと馬装の仕方を教えていただく。
馬乗りとしてこれが正しくできないと、人馬ともに怪我をしてしまう。
全部で6回行われ、毎回違う馬に装鞍をしていく。前日、前々日には、頭絡・鞍を磨き上げ、少しでも馬をよく見せるように心掛けた。
この馬装コンテストを行う目的は、上記の、人馬共に怪我をしないようにということともう一つあると私は考えている。
それは、短い時間で馬体をキレイに仕上げるということだ。
牧場に就職してからは、馬主や調教師の方々が愛馬を視察に来たり、気になる馬を見に来たりする。その時に、短時間で馬体をキレイにする必要がある。もし馬体が汚かったり、時間が掛かってしまったらその牧場の信頼をなくし、馬を預けてもらえなくなったり、馬を買ってもらえなくなってしまう可能性がでるのではないか。これは絶対にあってはならない。
このようなことを防ぐ目的もあって馬装コンテストは行われていると思っている。
もちろん馬体を完璧にするためには、日頃の手入れの中で継続してキレイにする必要がある。馬装コンテストは大変だったが、常にモチベーションを高く馬体を仕上げることは楽しかったし、達成感も大いにあった。
(くりげ)
☆今年は『1位たむ君、2位くりげ君、3位寮長』 という順位でした!なんと全員がほぼほぼ初心者ということで、初心者だからこそ(!?)の丁寧さと正確さを披露してくれた結果でしょうか? この結果に驕らず、日々正確な馬装を心がけてくださいね!
(養成担当 Y)