こんにちは。コスモヴューファームの江本です。

北海道新冠町ではだんだんと日中の気温が10℃を超える日が増え、汗ばむ日々が増えてきました。茶色や白色ばかりの寂しかった牧場の景色も放牧地の青草や芝の緑ですっかり明るくなり、町の各所で桜も少しずつ咲き始めました。ようやく春の訪れを感じる日々に心機一転、気持ちも上向きに...といきたいところですが、今世界中で脅威を示している新型コロナウイルス...。外出制限を余儀なくされている今、当たり前が当たり前でなくなっていく生活に色々と不自由が出てきて不安な日々を過ごす方も多いとは思いますが、とにかく耐える時です。ウイルスに負けないようしっかり体調を整えていきましょうね！

さて、今日は乗り込みをひと段落させ休養放牧を行っている調教馬たちの様子を紹介したいと思います。

休養中は昼夜放牧を行っており、早朝に集牧をしたら飼葉を食べさせ馬房でひと休みさせた後、午前中の内に再び放牧します。

こちらは早朝の集牧風景。写真は少し前に撮影したものなので雪が積もっておりますが、今はすっかり溶けています。少し見づらいですが馬たちは遥か遠くに...

でも「おーい、帰るよ～」と呼びかけると...

みんな元気よく駈歩（かけあし）で帰ってきてくれました。

馬房に帰ってくるとみんな飼葉をもりもり食べます。

馬体や馬の様子に問題がなければ午前の終わりに再び放牧をして、馬たちは朝まで広い放牧地で自由に過ごします。

仲間たちとじゃれあったり、雪の上が気持ちいいのか放した瞬間にゴロゴロ寝始める子もいれば、投げ草や雪の下に隠れた青草をつまみだす子も...過ごし方は馬それぞれ。馬たちのリラックスした様子を見ていると、こちらまでまったりしてしまいそうになります。

この休養でしっかり心も体も休めて、また元気に調教に臨んでほしいと思います。

↑ぽかぽか陽気にウトウト...。ゆっくり休んでね！