2013/12/04
ヒルサイドステーブルの糸数です。
2014/03/12
お久しぶりです、ヒルサイドステーブル/信楽牧場の糸数です。
さて、今年も毎年恒例のボクジョブ見学会が行われました。今回も牧場を3カ所周り、私たちの牧場は2カ所目でした。見学場所は信楽牧場で、施設を見学して頂いた後、曳き馬体験を行い、最後に中内田社長との懇談会が行われました。
見学者の方たちも初めての方が多くて何を質問すれば良いのかわからない部分もあったと思いますが、実は初めての方は人間だけで無く、馬も初めての子がいました。
曳き馬に当場したのは、信楽牧場所属の乗馬「マグナム」と、ヒルサイドステーブル所属の乗馬「レガリス」です。マグナムは曳き馬常連ですが、レガリスはなんと一般の方の曳き馬は初体験!しかも信楽牧場も初体験!
レガリスは、通常研修生等の乗馬練習や走路での調教練習で活躍する彼ですが、乗馬指導を行っているうちに「この子、大人しくてやさしいし、嫌なこともじっと我慢できるから初心者にぴったりかも?」と思い、今回初参加させて頂きました!
大勢の方たちにも全く動じず、触れ合いもどうぞどうぞという感じ!彼の優しさが存分に見られました!一仕事終えてヒルサイドステーブルに帰りましたが、ふぅ~終わったというような表情で草を食べていました。
競走馬は、経済動物で人生をかけて走り続ける生き物なので、走れなくなったりした場合、厳しい選択が迫られる場合がほとんどです。一部の馬たちが乗馬として第2の人生を歩むのですが、乗馬で居続けるのも大変難しいのです。
競走馬はプロが扱いますが、乗馬は一般の方たちに向けてなので、大人しく人に従順で我慢のできる子が求められます。それは、小さな頃からの躾や接し方に大きく影響し、レガリスはいろんな人に可愛がられた来たんだなと改めて思います。
競走馬は、身体を鍛えるのが大事!でも普段の扱いはもっと大事!いざという時に第2の人生を歩めるかどうかは、能力ではなく人に対して優しく安全であるかですから。