2021/02/05
こんにちは、社台ファームです!
2012/07/20
こんにちは!今回ブログを担当させていただきます、社台ファームの荒木です
さて皆さん、牧場の一大イベントといえばなんでしょう?
そうです、セリです!
2日で約450頭上場のセレクトセールを皮切りに、1日で約220頭のセレクションセール、5日間で約1,200頭!のサマーセールなど、生産者にも購買者にも熱い季節がやってきます。
社台ファームは7月9日、10日に行われたセレクトセールに生産馬を上場いたしました。
当歳馬の上場日の朝には2時間ほど、広場での一斉展示が行われます。それが終わると上場番号になるまで厩舎で待機です。セリが始まってからも、お目当ての馬をご覧になるオーナーさんもいらっしゃいますので、なかなか気が抜けません。
上場番号が近付くと、まずはパレードリンクでの周回展示です。補助スタッフは周回中も馬持ちスタッフの要望で動きます。今回は当歳のヒップナンバーがずれてしまいました。
上場が近付くとパレードリンクから通路に通されます。
ここで最終チェック。この仔は芦毛なので目立つ汚れはここでピカピカにします。
これで落札価格UP間違いなし!?
手入れが終わって、あとは呼ばれるのを待つだけです。
セリが始まりました!
鑑定人が左手を見ています。声が上がったのでしょうか?
この写真は社台ファーム上場馬の違う馬ですが、会場の一番奥から見るとこんな感じです。
鑑定人は後ろを指してますね、裏から声が上がったようです。
無事にセリが終わりました!
馬の正面にいる補助スタッフは、以前藤沢牧場さんのブログでも書かれてましたが、当歳の耳を正面に向かすためにオモチャを持って待機しています。
落札写真を撮影して、購買者と笑顔の写真を撮って、厩舎に戻って、長かったセリの一日もおしまいです。
裏手の上場者は静かに結果を待つだけですが、セリ場の中はどうなっているのでしょうか?
高額のやりとりを行うセリ場ですから、どんなに緊張した空気が流れているのかと思いきや、ハンマーが落ちたあとには笑顔や歓声、高額馬への拍手など会場の雰囲気は案外に和やかなものでした。
このセレクトセールまでの数か月間は仕事的にも体力的にもしんどいと思うことはありますが、購入いただいた馬主さんの笑顔や、「落とせなかったよー、社台はこれで三連敗だ」なんて肩を落としていても話しかけてくださる調教師さんにお会いすると、セリにかかわっていてよかったなぁとしみじみ思います。
......というのは事務所の人間の発言で、馬持ちスタッフだったときには、セリが終わったという解放感に浸りながら「もう来年はセリ行かなくていいよね」なんて会話で盛り上がっていたのでした。
生産から調教まで一貫の総合牧場。優れた技術と豊富な実績で幅広い経験を積むことが可能。
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