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2015 体験会レポート(5日目)

2015 体験会レポート(5日目)

レポート(5日目)

牧場体験と育成調教技術者養成研修


ビッグレッドファームでの種牡馬見学

この日はAERUでいつものように朝食をとったあと、最後の牧場実習に向かうグループと、BTCの育成調教技術者研修の体験入学を行うグループに分かれて、それぞれの場所へと向かいます。
まるとみ冨岡牧場で牧場の仕事を体験した男子高校生3人は、神奈川、佐賀、宮城から参加してくれました。飼い葉づくりや馬の手入れ。集牧・放牧のほか馬房や放牧地のボロ拾いなどを体験しました。偶然にも同じような青いツナギを用意した3人は場主の冨岡さんに手取り足取り教えてもらいながら、繁殖牝馬や当歳馬、おとなしい1歳馬などをリードしたほか、手入れや厩舎掃除などを行いました。冨岡さんからは「最初はぎこちなかった参加者たちもすぐに慣れてくれました。牧場の仕事は丁寧さとスピードが求められますが、仕事に慣れてくれば十分に対応できると思います。この仕事は厳しい面もありますが、やりがいもある仕事ですので、ぜひ頑張ってほしい」とエールが送られました。

一方、軽種馬育成調教センターの育成調教技術者研修の体験入学会では、騎乗者としての手綱の持ち方からシュミレーターを使って馬上の動きを体験できます。実馬を使用した体験乗馬では常歩、速歩までしか経験できなかった参加者たちも、シュミレーターを使った“体験乗馬”ではギャロップまで体験。それもまた、貴重な経験となったようです。その後、牧場実習を終えたグループと合流して東洋一と言われる日高育成牧場の施設見学を行いました。屋内1000メートルの直線走路や広大なグラス馬場。総面積約1500ヘクタールといわれる広大な敷地を見下ろす展望台からみる風景は、どのように参加者の目に映ったことでしょうか。
AERUでの最後の昼食を終えれば、馴染み始めた浦河をあとにして新冠、静内へと向かいます。向かう先はアイルハヴアナザー(USA)やマイネルラヴ(USA)、コスモバルクなどがいるビッグレッドファームです。ここで施設、種牡馬見学をさせてもらいながら実際に牧場で働く人から貴重な話を聞かせてもらいます。


JBBAでのバーベキュー

そのあとは、静内に移動してJBBA日本軽種馬協会での種牡馬見学と、生産育成技術者研修第37期生との懇談会。話題は、研修のこと、普段の生活のこと、そしてウマという動物のことなど。夕食のバーベキューに舌鼓をうちながら聞く近い世代の先輩たちから聞く話は、汗をかく体験会とは違う意味で意義深いものになったようです。

各牧場での仕事体験レポート(2~4日目)

過去のレポート