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2015 体験会レポート(4日目)

2015 体験会レポート(4日目)

レポート(4日目)

体験会の内容も後半に入ります

5泊6日の体験会も4日目の朝を迎えて折り返し地点を過ぎました。この日、それぞれの牧場で朝食を終えた参加者は昼までの時間を牧場で過ごします。
アドマイヤデウスやハッピースプリントの生まれ故郷の辻牧場では男子高校生3人が牧場という仕事を体験しています。ひと通りの作業を経験したあとは、牧草と雑草の違いを教えてもらって、雑草だけを抜き取る作業をします。飼料が入っていた大きな袋を片手に中腰の姿勢で雑草を抜き取る作業は地味で、体への負担は大きく楽ではありません。参加者たちは「牧場の仕事は、馬と触れ合う時間がほとんどなくて驚いたけれども、栄養価の高い草を効率よく食べてもらうためにも雑草を抜くことは大切な作業」と理解して草と向き合いました。
この日は、翌日にBTC軽種馬育成調教センターの体験入学を希望する人にとっては最後の牧場実習になります。宮内牧場の4人と高村牧場の3人は全員が体験入学を希望したために、この日が最後。お世話になった牧場と、そして馬たちに別れを告げて名残惜しそうに牧場をあとにします。
そして、午後からは再び体験乗馬。一昨日は「馬に乗ったことがない」という人も、この日は「初心者」までレベルアップをしています。インストラクターの指導のもと、レベルにあわせてAERU自慢の外乗コースを楽しみます。
夕方からは同センターの職員による「育成調教技術者研修」制度のカリキュラムや卒業後の進路などについて説明を受けます。。ここで「牧場で働く」「馬に乗りたい」という漠然とした憧れが育成調教技術者という「職業」に対する目標へと変わった人も多く「牧場で働く前に、研修制度を受けてみたくなりました」という人も。講義終了後は同センターの教官や、実際に同センターの研修制度を修了して現在牧場で働いているOBを交えての懇談会。初対面の人との食事はなかなか慣れないものですが、同じ方向を向いている人間が集まれば自然と会話は弾むものです。体は疲れていても、牧場で働く先輩たちから元気をもらって4日目の夜は自然と更けていきました。

各牧場での仕事体験レポート(2~4日目)

過去のレポート