「BOKUJOB 2018 メインフェア」レポートを掲載しました。

牧場で働こう体験会

BOKUJOB 夏休み牧場で働こう体験会 期間:8月17日(日)~22日(金)5泊6日 対象者:中学・高校・大学生ほか 募集人数:最大12名 たくさんのご応募ありがとうございました!

様似堀牧場

馬とのふれあい
当歳馬の手入れ
朝早くからミーティング
堀さん宅のお庭にて写真撮影

8月18日牧場体験初日。牧場に着いたら堀利則、清美ご夫婦があたたかくお出迎え、飲み物や自家製のゆでたてとうきびを振舞ってくれました。緊張ぎみの女の子達をリラックスさせるように、笑顔で雑談を交えながらざっくりと作業内容を説明、そして「うちは小さな生産牧場だし、今は時期的に時間にゆとりがあるから、軽く馬に触れてもらいながら基礎的な事を教えてあげようと思っています。基礎を身に着けておけば、この先どこの牧場に行っても応用できるからね!」と話してくれました。

参加するにあたって、翁長抄千子さんは、「怪我しないように気を付けながら参加したいです。具体的な質問をどんどんして、将来に役立てたいです。」
伊藤美乃里さんは「牧場体験ツアーに参加するのは初めてですが、どんな仕事をするのかすごく楽しみです。馬に対しての接し方がわからないので、馬が嫌がる事、喜ぶ事を教えてもらおうと思います。」
石黒茉音さんは「以前から個人の牧場に来てみたかったんです。色々な事を目で見て体験して自分の進路を決めていきたいです。」
と3人とも好奇心旺盛です。

のんびりムードの中、作業開始。主な作業内容は、飼いば付け、水入れ、投草、当歳馬親子の放牧、集牧、厩舎内をません棒でしきって当歳馬の自由スペース作り、当歳馬の手入れ、放牧地の雑草抜き、馬房掃除、ぼろ拾いです。飼いば付け、水入れの後、いよいよ集牧。集牧の際、「馬を引くときは必ず手袋をはくこと、そして、ひもを絶対手にまかないでね。」と教えられ「集牧は、馬なりに順番があって、その順番が狂ったら馬の機嫌が悪くなっちゃうんだよ。」の話には一同「へぇ~っ!」と驚きと感心が入り混じった声があがりました。実際集牧してみると「仔馬だけどすごく力が強く、少しひっぱられたのでドキドキした!」と参加者同士で盛り上りました。
厩舎内の仕事が一段落したら今度は放牧地の雑草抜きです。「馬は生き物だから、計算通りにはなかなか行かないけど、とにかく馬に触れるのが基本だからね。だけど、馬に携わる仕事って、馬がいない所での仕事も結構多いんだよ。」と地道な作業もたくさんあることを教えてくれました。

19日午後は楽しみにしていた牧場へのお泊り体験です。この日は雨がひどく、午後の外作業はほとんどできなかったため、清美さんが浦河のイチゴを使ってのジャム作りを教えてくれて、みんなで初めての手作りジャム作りをしました。思い出もいっぱい詰まったジャムに「もったいなくて食べられない!」と大切そうにしています。夜の厩舎作業、放牧など、3人とも意欲的に取り組みました。堀さんは「すごく頑張ってくれました。」と、昨日教えたばかりの仕事をこなすみんなに関心した様子。そんな3人のために清美さんは、自家製の野菜や旬のものをふんだんに使って、ハンバーグ、チキンソテー、ポテトサラダ、コーンスープ、など腕を振るってくれました。この晩御飯に3人は「牧場でこんなにたくさんの美味しいお料理を食べられるなんて!って感激です。嬉しくて写真撮っちゃいました」と嬉しそうにしていました。3人で寝る時も、充実しつつも楽しい日々に自然と笑みがこぼれて、きたようです。

20日は午前6時起床。6時30分に集牧、飼いば付け、水やり手入れなどを手際良く終わらせ、後はのんびり過ごします。堀さんは仕事で出かけるのでお礼を言い、この3日間を振り返りました。
翁長さんは「馬の扱い方など、学ぶ事がたくさんありました。堀牧場の馬は人にすごく慣れてるんです。特に当歳馬、若馬は人懐っこくて、だけど手入れの時には大人しく従うんです。それはご夫婦が普段から馬を大切にしているし、躾もきちんとしているからなんだって思います。馬の出産、離乳時、親離れ子離れ、思っていたより大変なんだって事を知りました。段階を踏む大切さ、じゅんちの大切さを教えて頂きました。馬の育成に進みたいという気持ちが固まりました。大切な事を教えてくれて、しかものんびりした気持ちで過ごさせてくださった堀ご夫婦には、感謝の気持ちで・・・なんて言ったらいいのかわからないくらいです。」
伊藤さんは「馬を引いたりぼろ拾いなど、初めての経験ばかりで新鮮でした。作業中も笑いが絶えない楽しい毎日で、堀牧場にお世話になれて本当に良かったと思います。一つ一つわからない事も丁寧に教えてくれて、不安に思っていた事が一瞬でどこかに行っちゃうような包容力で包まれた日々でした。お泊りも、楽しくて笑いがとまらなくなったんです。寝転んで、暗い天井を見上げながら、今、貴重な体験をしてるんだって実感がこみ上げてきました。日常の生活にもどったら馬と関わる機会が少なくなるけど馬の獣医になる夢に向かって頑張って、獣医として堀牧場に戻ってきたいです。」
石黒さんは、「充実した毎日でした。最初は慣れなかった馬も、毎日毎日世話をしていくと馬が答えてくれる、それを実感できました。見る事、体験することであらためてわかる事があるんですね。将来何になりたいかはまだ明確ではありませんが、堀牧場での経験を踏まえて色々考えたいです。堀さんご夫婦はすごく良くしてくださいました。とても明るくて前向きで優しいんです。これからもずっとお元気で過ごしていただきたいです!」
と、それぞれ感想とお礼のことばを送っていました。
それを受けて清美さんは「パキパキと仕事に励む子供たちでした。だから仕事を覚えるのも早かったですよ。私たちはとにかく、怪我をさせない、季節の美味しいものを食べさせたい、安心して毎日過ごしてもらいたいっていう事をモットーにしています。ほのぼのとした牧場ライフを体験してもらいながら、動物を扱っていると休みが無い事や、仕事も多岐にわたる事も伝えています。馬の仕事への入り口になれたらと思います。」と語り「思い出ノートを置いているんです。みんな、感想を書いてくれているので、楽しみなんですよ。」と牧場体験ツアーを振り返りました。

牧場紹介