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牧場で働くまでの流れ

牧場で働くには、2つのルートがあります。

豊かな自然の中で競走馬の生産や育成に関わることができる、牧場の仕事。華やかなレースで活躍する強い競走馬をつくるには、多くの人材が必要です。
そんな牧場で働くためのルートは、大きく2つ。みなさんのスキルや希望に合わせてお選びいただけます。

ルート1 すぐに牧場へ就職

実際の業務を通じて、技術を身につけることができる!

サラブレッドの繁殖や、育成や調教のための騎乗には高度な技術が必要とされます。
このため、牧場では一定レベルの技術を持った方を採用するのが一般的です。
ただし、人材養成に関する考え方も各牧場で異なり、酪農や農業、乗馬の知識や経験がない方でも、自社研修や実際の業務を通じて必要な技術や知識を学ぶことができる牧場もあります。
詳しくは各求人牧場にお問合わせください。

こんな方におすすめ!
  • すぐに牧場生活を実践したい方
  • いままでに牧場で仕事をした経験のある方
  • 畜産系大学や専門学校を卒業予定の方
  • 乗馬経験のある方

ルート2 研修修了後に牧場へ就職

はじめてでも安心。研修で技術を身につけることができる!

「馬は好きだけど、実際に乗ったことはない」「牧場で働く前に、基礎から勉強したい」そのような方のために、牧場就業に必要な知識や技術を学ぶ約1年間の研修制度があります。
日本軽種馬協会が行うJBBA研修と軽種馬育成調教センターが行うBTC研修の2つです。
例年ほとんどの研修生は未経験者ですが、専門のプログラムにより、生産・育成に必要な知識と技術を習得することができます。
また、研修は全寮制ですので、約1年間の寮生活を通じて、競走馬の牧場という同じ世界で働く仲間とのネットワークづくりも期待できます。

修了者の牧場就職率は100%

研修の費用はJBBA研修が約50万円、BTC研修が約60万円で、約1年間の食費、寮費を含みます。
なお、研修修了後は、生産・育成牧場などで3年間以上働くことが上記費用で研修を受講する条件となります。
これら2つの研修制度には、条件により競走馬育成協会の修学奨励金交付制度新しいタブで開きますが利用できます。(所得制限あり)
研修修了生に対しては、毎年多くの牧場から求人が寄せられますので、その中から希望に近い条件の牧場を選ぶことができます。

2つの研修制度

生産育成技術者研修(JBBA研修)

生産育成の知識・技術全般を習得
  • 研修期間 1年間(4月~3月)
  • 研修場所 北海道(全寮制)

育成調教技術者養成研修(BTC研修)

育成調教の技術を中心に習得
  • 研修期間 1年間(4月~4月)
  • 研修場所 北海道(全寮制)
こんな方におすすめ!
  • 生産育成の知識・技術全般を習得したい方
  • 育成調教技術を中心に習得したい方
  • 乗馬経験の浅い、または無い方
  • 牧場での仕事に関心のある仲間と勉強したい方