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2012 体験会レポート(1日目)

2012 体験会レポート(1日目)

レポート(1日目)

2回目ながらも、もうすっかり夏の馬産地の恒例行事になりつつあるBOKUJOBの「夏休み牧場で働こう体験会」。今年は昨年よりもちょっぴり遅めに時期をずらして8月26日から31日までの5泊6日で行われました。東京、阪神両競馬場での「牧場で働こうフェア」や、年間を通した私たちBOKUJOBの活動を通して「牧場で働く」ということが、普段都会で生活する人にとってずいぶんと身近に、そして具体的なイメージとして捉えられて来たような気がします。今回は昨年を超える申し込みの中から選ばれた14歳から20歳までの18名(男性12名、女性6名)が、実際に生産地で牧場で体験した6日間をレポートします。

「夏休み牧場で働こう体験会」スケジュール

1日目8月26日(日)
14時
  • 新千歳空港集合
  • 浦河優駿ビレッジAERUへ移動
夕方
  • オリエンテーション
  • 体験牧場との顔合わせ夕食懇親会
  • 夕食あり
宿泊 AERU(浦河町)
2日目8月27日(月)
午前
  • 朝食あり
  • 各牧場(浦河)での牧場就業体験
午後
  • 昼食あり
  • AERUにて乗馬体験
  • 専門家の方より講義
夕方
  • 夕食あり
  • 牧場関係者を交えた夕食懇親会
宿泊 AERU(浦河町)
3日目8月28日(火)
午前
  • 朝食あり
  • 各牧場(浦河)での牧場就業体験
午後
  • 昼食あり
  • 各牧場(浦河)での牧場就業体験

    実際に体験牧場に宿泊していただきます。

  • 夕食あり
宿泊 各牧場(浦河他)
4日目8月29日(水)
午前
  • 朝食あり
  • 各牧場(浦河)での牧場就業体験
午後
  • 昼食あり
  • AERUにて乗馬体験
  • BTC軽種馬育成調教センター教官の方より講義
夕方
  • 夕食あり
  • BTC職員、牧場関係者を交えた夕食懇親会
宿泊 AERU(浦河町)
5日目8月30日(木)
午前
  • 朝食あり
  • 各牧場(浦河)での牧場就業体験または希望者はBTC研修体験入学会
  • BTC調教場施設見学
午後
  • 昼食あり
  • 新ひだか町静内地区へ移動
  • JBBA静内種馬場見学
夕方
  • 夕食あり
  • JBBA研修担当者及び研修生との懇談会
宿泊 静内ローレル(新ひだか町)
6日目8月31日(金)
午前
  • 朝食あり
  • JBBA研修見学
午後
  • 昼食あり
  • 関係施設見学
  • ノーザンホースパークにて昼食
15時
  • 新千歳空港解散

集合 ~夢に向かっての第一歩~


新千歳空港に集合した参加者たち

集合は、昨年と同じく新千歳空港に午後2時です。今回も参加者は東京や大阪、福岡、山口など全員が北海道以外からの参加となりました。全員が初顔合わせの中、中学生もいれば高校生、大学生、そして社会人まで。年齢も、性別も、出身地もバラバラですが「牧場で働きたい」という思いはひとつです。5泊6日という長いようで短い体験会。今回の参加者の特徴として、昨年よりも平均年齢が下がっています。その分「体力にやや不安がある」「周りの人たちとうまくコミュニケーションがとれるだろうか」「馬に関する知識が少ないのが不安」といった思いもあったようですが、逆に「一生の仕事として決めている」「牧場での仕事を自分の目で確かめたい」「いろいろなことを吸収して帰りたい」と新鮮な意欲にあふれる参加者たちでした。


浦河優駿ビレッジAERUに到着

移動のバス車内では、まだぎこちなさを隠しきれない参加者たち。しかし、新千歳空港から浦河までの道のりは馬産地、日高へのメインストリート。外を眺めているだけでも放牧されている馬や牧場が目に飛び込んできます。これからの6日間で、どんな出会いがあるのかを考えただけでもワクワクするような気持ちが抑えられないような雰囲気が事務局スタッフにも伝わってきます。


明日からお世話になる牧場の方との懇親会

さぁ、いよいよ体験会のスタートです。体験会の初日は、これから牧場での仕事を体験させてもらう牧場主との懇親会です。すでに用意された班分けに従ってテーブルに付き、最初は牧場主が自己紹介。AERU自慢のビュッフェ料理を手にしながら、熱心に聞き耳を立てる参加者たち。初めて顔を合わせてからまだ数時間の参加者ですが、若さゆえ、そして参加者のほとんどが同じ意識を持っていることから事務局がびっくりするほどに自然と打ち解けています。その模様は参加した牧場主から「みんながあまりに熱心なのでびっくりした」という感想が漏れるほど。参加者のほとんどが高校生以下でもあり「仕事のこと」はもちろん「生活のこと」「マニュアル式免許の必要性」などについて質問が相次いだと言います。あっという間に予定の2時間が経過し、懇親会は終了。参加者たちは日誌を提出したあと、それぞれの部屋で明日から始まる牧場体験への鋭気を養って、眠りにつきました。

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